- カテゴリ:マーケティング
- 2019.02.10(最終更新日:2020.09.15)
運用担当者必見!BtoB企業のFacebook活用方法とは?
Facebookは、世界で約15億人、日本で約2,500万人のユーザーが利用している世界最大のSNSです。
Facebookでは、「いいね!」やコメント、シェアなどの機能によって、情報を受け取ったユーザーから友達に情報が拡散していきます。
見ず知らずの他人から聞くより、友達を介して入手した情報の方が信頼性が高いですよね。
ビジネス向きの理由は、ユーザーの友達のお墨付きを得た状態で情報を拡散させることができるので、強力な営業ツールになります。。
実名制のため、年齢制も30代以降と年齢制が高いのも特徴です。
今回は、BtoB企業がFacebookページを活用して成功する方法をご紹介します。
BtoB企業にFacebookアカウントが必要な理由
従来の企業のスタンスで、自社の商品やサービスの情報だけを一方的に伝える時代ではありません。
Facebookを使い、ユーザーが共感できる情報発信を行い、そこから交流を図るなど、消費者と企業の双方向かつ対等なコミュニケーションの必要性が高まっています。
Facebookを活用した顧客獲得は、営業の手段の1つになりつつあります。
Facebook営業とは
Facebook営業とは、Facebookを活用して、営業活動を実践していくことをいいます。
Facebook営業の定義
- ①見込み客を集める
- ②商品やサービスを知ってもらう
- ③商品やサービスを販売する
- ④商品やサービスを繰り返し購入してもらう
営業では、最初に見込み客を集めます。
そして自分の商品やサービスを知ってもらい、商品を購入してもらいます。
商品やサービスを販売し終わっても、繰り返し購入してもらえなければ、継続的に利益を生むことはできないです。
リピートして利用していただくところまで見据えて、営業活動をする必要があります。
FacebookページをBtoB企業が活用するメリット・デメリット
BtoB企業がFacebookを活用するメリットとデメリットについて説明します。
BtoB企業がFacebookページを活用するメリット
BtoB企業がFacebookページを活用するメリットは大きく3つあります。
ユーザーとの関係が構築できる
Facebookページを活用するメリットの一つ目は、ユーザーとの関係が構築できることです。
Facebookページは、売り込まずに売るところがポイントです。
Facebook営業では、Facebookを使っている人がお客様になります。
Facebookは、自分の商品やサービスを売り込んでも売れる場所ではありません。
売り込もうとすると、いいねを撤回されたり、フォローを解除されたり逆効果になります。
ユーザーとの関係を構築するためには、売り込みはせず、信頼感や親近感が増すような社内イベントや社員の仕事ぶりを定期的に投稿することが大切です。
ターゲット層に情報発信することができる
Facebookページを活用する二つ目のメリットは、ターゲット層に情報発信することができることです。
Facebookの友達は、知り合いや年齢、地域、趣味が似通っている可能性が高いです。
投稿は、いいねやシェアされることで、拡散されるため、ターゲット層に情報を効率的に配信することが可能です。
Facebookページにいいねをしてくれた人のことを「ファン」、個人アカウントでつながった人のことを「友達」といいます。
自分の商品やサービスを購入してくれる可能性のある見込み客をファンや友達にする必要があります。
Webサイトやブログへの流入に繋がる
Facebookページを活用する三つ目のメリットは、Webサイトやブログへの流入に繋がることです。
Facebookページ上で、ブログ記事やお知らせ、導入事例などをシェアすることで、外部サイトへの流入を促すことが可能です。
リンク先の記事の概要や見る人の興味を引く文章と共に投稿することが大切です。
BtoB企業がFacebookページを活用するデメリット
BtoB企業がFacebookページを活用するデメリットは、大きく二つあります。
運用に手間がかかる
Facebookページを活用するデメリットの一つ目は、運用に手間がかかることです。
見込み客は、運用しなければ、来てくれるわけではなく、積極的にアプローチを行わなければ、増えていかないです。
自社の商品やサービスの見込み客である「ファン」や「友達」を集めるには、手間がかかり、時間もかかります。
Facebookユーザーにしか訴求できない
Facebookページを活用するデメリットの二つ目は、Facebookユーザーにしか訴求できないことです。
Facebookに登録していないと、閲覧できないため、未登録者には訴求することができません。
実名制のため、日本では登録しないユーザーも海外より多いです。
BtoB企業の利用者は多いので、あまり問題にはなりません。
BtoB企業に必要な主な配信コンテンツ
BtoB企業のFacebookページで投稿すると効果的なコンテンツをご紹介します。
最新情報を届ける4つのコンテンツ
商品名やサービス名は、さりげなく入れるのがコツです。
サービス名は出しながらも、その料金やウェブサイトのURLなど直接的な宣伝投稿と受け取られる文言は記載しません。
宣伝したいサービス名と現状を伝えることで、間接的な宣伝投稿の形にします。
ニュースリリース
今までに発信していない情報やメディアへの掲載など会社の最新情報をアップすることで、会社のことを知ってもらう可能性が高いです。
ブログの更新情報
オウンドメディアやブログなどの新着記事情報を投稿しましょう。
投稿は「いいね」「シェア」によって拡散され、より多くのユーザーに記事を読んでもらうことが可能です。
新製品のリリース・アップデート情報
新製品やアップデート情報を、Facebookページで告知することで、より多くの人に新製品の情報を訴求します。
新製品のリリース時には、プロセスを小出しにして「期待感」を上げましょう。
情報を小出しにして、期待感を上げ、ファンや友達を販売に導くための重要なテクニックです。
唐突すぎる直接的な宣伝効果は逆効果です。
その商品やサービスへの思いや製作過程、準備風景などの「プロセス」を投稿しておくようにします。
一度に情報を公開しないようにしましょう。
理解を深める4つのコンテンツ
製品の画像・動画
提供サービスが目に見える場合は、写真や動画で製品を紹介しましょう。
製品を活用したものの画像・動画
製品やサービスを使った結果を写真や動画で紹介することで、具体的なイメージを持ってもらうことができます。
製品の使い方レクチャー動画
動画はエンゲージメント率が高くなる傾向があります。
簡単にアップできるので、製品のチュートリアル動画などを載せましょう。
社史やサービスの歴史紹介
Facebookページのタイムラインを活用して、会社や製品の物語を語りましょう。
信頼感を持ってもらう8つのコンテンツ
業界の最新ニュース
あなたの会社が、所属する業界や、周辺領域のニュースをコメント付きで投稿することで、業界のオピニオンリーダーとしての地位を確立します。
業界の関連ニュースを発信するGMOペイメントゲートウェイのFacebbooページです。
自社サービスのためだけでなく、顧客のために役立つ視点でページを運用している良い例です。
導入事例
導入事例やお客様インタビューページを更新したときは、コーポレートサイトだけでなく、Facebookにも投稿するようにしましょう。
サイトでは更新しても見てもらえないかもしれませんが、Facebookであれば、いいねしてくれたユーザーに知ってもらうことができます。
カタログ・ホワイトペーパー
普段配っているカタログやホワイトペーパーをFacebookページにも載せましょう。
セミナー・講演の資料や動画
セミナーや講演で使った資料を社内で眠らせずに、コンテンツとして発信します。
サイトに載せるだけでなく、Facebookページにも掲載することで、ユーザーの目に止まる可能性が高まります。
資料だけでなく、動画もいいね!やシェアがされやすいため、ファン獲得のためのコンテンツとしてもおすすめです。
ノウハウコラム
ノウハウコラムなどの情報提供型投稿は、集客フェーズでターゲットを絞って集めたファンや友達が関心を持つであろう情報を提供し、教育や行きのフェーズにおけるブランディング効果を期待して行うものです。
Facebookでは、あまり長い投稿は読まれない傾向にあります。
長文になりがちな情報提供型投稿は、別途コラムなどの形で執筆し、そのリンクをシェアする形を推奨します。
Facebook上では、読みやすい文章量で結論だけ書き、その詳細や理由を知りたい方は、こちらへアクセスしてくださいという形で、別サイトへ誘導すると、スマートで読みやすい情報提供型投稿ができます。
展示会・セミナーなどのイベントレポート
展示会やセミナーでの風景を写真や動画で伝えましょう。
技術をアピールする情報
サービスを支える、会社の技術を活かしてコンテンツを作りましょう。
親近感を持ってもらう4つのコンテンツ
Facebookにもっとも馴染む「日常投稿」は必ず行うようにしてください。
日常投稿で人間味を見せるからこそ、販売につなげることができます。
社内の様子・ニュース
社内旅行などのイベントや日常の社員の仕事ぶりを配信することで、ユーザーとの信頼関係構築につながります。
スタッフ紹介を実施すると、どんな人がどのような場所で何をしているのか見せることで、ファンや友達に安心感をアピールすることができ、イメージアップにつながります。
社内の様子やニュースであれば、一からコンテンツを考える必要もないため、負担も少ないです。
キャラクターによるつぶやき
BtoB企業が発信する情報は、固くなりがちですが、キャラクターを作って発信すれば、ユーザーのタイムラインにうまく溶け込む形で情報を届けることもできます。
Webインテグレーターなどの事業を行っている、株式会社スカイアークのFacebookページです。
マスコットキャラクター「そらちゃん」を活用したプロモーションで、7,100いいね!数があります。
アンケートを取る
Facebookではクエッション機能を使い、簡単にアンケートをとることができます。
意見を募る
情報を届けるだけでなく、質問を投げかけ、コミュニケーションを促しましょう。
BtoB企業におすすめの配信曜日・時間
ベストな投稿タイミングは、21時〜22時です。
リーチやエンゲージメント率を伸ばすために、投稿のタイミングを意識することが大切です。
せっかく良いコンテンツを投稿しても、タイミングがずれてしまってリーチが伸びないケースもあります。
Facebookに多く人が集まる時間帯があります。
最適な投稿時間帯
- 通勤時間(7時〜8時)
- ランチタイム(11時〜12時)
- 帰宅時間(17時〜18時)
- 夕食後〜就寝前(21時〜22時)
通勤や帰宅時、電車を待っている間にスマホでアクセスする。
就寝前に、チェックする方は多いと思います。
この中でも特に、21時〜22時が最も投稿に適した時間帯としてオススメです。
インサイトからFacebookにアクセスしているユーザーが多い時間をチェックしましょう。
多くの企業が休みになる、週末や金曜日の夜に投稿することは、避けましょう。
Facebookページから見込み客を効率よく獲得する方法
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- 広告や他のブランディング施策よりもコストを安く抑えられる可能性がある
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FacebookやTwitter、Instagramの運用や広告キャンペーンの企画と実施などもを行っています。
複数のソーシャルメディア運用を一貫して代行
日本でよく使われるSNS(Facebook、Twitter、Instagram、LINE、Youtubeなど)だけでなく、
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炎上対策をはじめとしたリスク管理の徹底
ソーシャルメディアの炎上を完全に防ぐことは不可能です。
炎上後は驚くほどのスピードでリスクが拡大するため、その対応には1分1秒を求められます。
リスクが発生しなくてもすぐに消化活動が開始できるように、事前ルールを定めておくこと。
そして、そのような事態が発生しないように従業員への教育をしっかりしておくことが極めて重要です。
また、万谷一リスクが発生しても、すぐにそのリスクを発見し、火種のうちに消化活動を開始して、リスクの拡大を最小限に抑えるための体制を構築します。
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BtoB企業のFacebookページ活用事例
BtoB企業のFacebookページ活用事例を紹介します。
ドメイン 取るなら「お名前.com」
「お名前.com」のFacebookページは、自社サービスの紹介だけでなく、一見関係のない情報やWebサイトも多数投稿されています。
いいね!数も17,000以上を誇ります。
https://www.facebook.com/onamaecom.by.gmo請求書の作成、管理、郵送 「MakeLeaps」
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https://www.facebook.com/MakeLeapsJPまとめ
以上、BtoB企業がFacebookを活用するための方法でした。
いいね!が多いFacebookページのポイントをご紹介してきました。
ユーザーとの距離が近いコミュニケーションを心がけて、よりよい関係を構築していく視点が欠かせません。
BtoB企業のみなさま是非今回紹介した内容を参考に、Facebookページを運用してみてはいかがでしょうか。
この事業について
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